口臭の予防と対策
口臭の検査と治療
口臭には症状によっていくつかの特徴的な臭いがあります。そこで口臭を感じた(または指摘された)場合は専門医師の診断を仰ぐわけですが、口臭を測る検査にはどのようなものがあるのでしょう。一般的な歯科などでは官能検査という方法で口臭を測定します。
実はこの検査、検査を行う術者が直接患者さんの口臭を嗅ぐという実に原始的な方法です。患者さんに提示するデーターは機械的な数値による客観的なものが望ましいのですが、現在最も精度の高いとされているガスクロマトグラフィによる揮発性硫黄化合物(VSC)分析は検査機材が高額で検査用の設備も一般の街中の歯医者さんのスペースでは確保が困難なので専門の研究機関でないとおいていません。
現在様々なにおい分析装置が開発されていますが、結局人間の嗅覚以上のセンサーというのがまだ開発されていないのが現状なのです。そこでこの官能検査が現状最も優れた検査方法と言うことになります。検査方法はUBC式官能検査装置を用いて行われます。
これは直径2.0~2.5センチのチューブを通す穴が開けられている縦80~100センチ、横50~60センチのスクリーンで出来ています。患者さんはこのスクリーンに通された長さ10センチほどのチューブの端を口にくわえそこから息を吹き込みます。
スクリーン越しのチューブのもう一端では検査官がそのチューブに鼻を近づけて臭いを嗅ぎ臭いの質と強さを判定します。その結果を元に口臭の原因を精査し、その病気に最適な治療方針を立てるのです。